統合失調症罹患者が譫妄と偏執の詩を列ねるブログ

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蛇と紛糾の機関
2016/12/29 (Thu) 23:44
自然公園のまばらな椅子に影が揺れている
表現の後衛-後退が意味を失うとき
醜い砂時計をさしたる理由もなく荒畑へ撒く
ウェヌスの骨格が真鍮の慈愛の終りを告げていた

     ・

天鵞絨の額を過ってゆく
巨塔は商品広告のヴィジョンを酷く剽窃し
霰の様な
容貌が葡萄酒に泛ぶ蠅を赦した
眠る人々の口蓋が開いている
傷口の様に
齧られた無花果の歯痕の様に
掌の釘の痕
それを逆円錐の噴泉が如く白鳩が迸りいでてゆく
心像は形式に跪き
算術を知らぬ子供達は
脈絡の髄を抜かれた不誠実な夜を飛翔する

地には文盲
空には罌粟色の蜘蛛の巣が罅割れている
非透明な被闡明者が放つ愚弄の唾棄を誰もが覚えており、誰もが忘れている
終着駅は厖大な地下納骨所であり
遺灰を齧ると血の匂いがするだろうと老翁が頻りにひとり喋っている
耄碌した私であり叡智に取り縋る継母である私は
穢れた女装癖の隣人でもある
血反吐を洗面器に泛べつつ
三階より階下へ墜落死した間男もわたしであり
わたしはわたしで在ればある程にわたしらしくなってゆくようだ

黒い円錐を掴み
鏡から鏡へ
溶ける辺縁の些事が
貴賓であり老嬢レジスタ史の蓬髪に落ちる青薔薇色の曇壜でもあるおまえたちへ
癒着した凝膠の半鐘を打ち鳴らすだろう
理想像としての時計
劇俳優たちの訃報
標榜家の黎明は黄昏とひとしく
おれは男だ
叫ぶ滑稽な有精卵
半裸の花束を苛々となげうつ
浮遊する舞踏者の踏み損ねた鈍く硬い想像は
水銀液の様にかたくなな零度の独身者達へと沸騰萌芽するだろう
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一般救済
2016/12/26 (Mon) 11:52
希臘羅馬に
葡萄畑の悪魔たる証左が
偶像を跪く、
観念の彫刻
燈蛾群像を遭う
翳りの窓縁に死者の痕が有り
吐くべきは彼等の麗しいピアニストの細緻なる十指ならず

永続を虚勢秘蹟を枢軸を喪う
施錠をされた有棘薔薇の
確実なる生血をプネウマを
嚥み乾す
挿絵画家の静物

濫觴は覆り死の鏡を晦冥は茫茫とくつろげ
私は楕鏡のひとつのみを部屋より部屋へ
運搬し
即物衝突の希薄な整然を
主義を
サフランの蘂髄に覗いているか
柘榴と水棲の蛇たる群芒葬を
戸籍上の紡錘炎に係らず

機械慈善を鐘の腑花が
絶胎を抱えつ
薔薇窓が途轍片鱗の一室を
偶像たる
樫の胸像へ凭れ倒れた侭
鉛の手套であり 
それらは放射線に翳された絹の髄であり
髄は絹の有翼物を観る私達は絹の髄で有り乍ら存在しないだろう

蓬を鬩ぐ季節風は孤絶の嬰児であり
鏡像人物と檻車のなかに
均衡を擱く電流
それはタングステンの機関
或は衒学的形而下の近似的存在を摘み放した

国家よりの解放と轢死の
一縷を
自働機械史が均しい咽喉笛を飲み下す
像を像する網膜は
壊死腐蝕を青いグランドピアノの落花に
散りばめつつ
飽食卿の朝餐へも 復
嬰児虐殺
2016/12/24 (Sat) 23:46
私か誰か
霰窓と縁を瞳孔は垂下しつつ
確実なる夜を
そして
黒い昼を恐れた
私が私であるときみたちは言えようか

喉が渇く
蛇口からは錆びた鹹塩が鋭角をほとばしり
血をぬぐう
花婿達の偶然の劣等が
露わにも
愚鈍な花房の質量を敷き縊った

それは私をつれさらぬ
それはあなたを確実なる死に遊ばせ
それはひどくもかたりえぬ砒霜と褪色翼の時間を刷新するだろう

等しく配置された
帆船が燃える
飛行船が花粉を撒く
冠毛が鉛の風景に吹き散される

確か薔薇を伐る鋏である
朦朧なる私製の拠地はガシュリンをぬかれ 
確か骨髄の樹には伐られたまま有棘鉄の薔薇茎が綻び
罪過に愚劣な私はうろうろと手錠を差し展ばして
あろうことか
自動車が側溝に嵌まり傾いていた
兜虫には識られぬ蜜蝋の模像が梃子を働かせていた

私が私である必要は
ラアラアと降頻る遺灰の花被と被殻に於いて全きに必要ではなくなり

戦争の度に蘇る瑞々しき聖母は
眠り覚めやらぬまま
不確かな帆立船でもあった

艫に捕縛された
腥き鷲身女驟驟と腐敗しつつも
悪魔の優麗柩は死嬰児の脳髄に戦禍を程なくして及ぼしつつ
錻力の苦役を嘲っていた、
それらが、

凡て附録に過ぎない
空間と絶無物象を確固たる画廊よ
復も
揺り籠は
十三進法の磔刑像は一つとしてパプテスマに於いても漱ぎえない、
旧い薔薇のために腐り、病み続け、優越を鬩ぐ国家国粋主義もやがて総て落ちるだろう、から

科学と新しい薔薇が」「旧く憐憫の人類に愛でられるように」
わたしたちは猿の叡智たる地球より人間精神を貴く別たなければならない」一匙毎に脳髄-地球殻を啜りつつ」

溶ける薔薇が
溺れる葡萄樹が
錆釘の死体が
鏡のなかで
鏡を
沸騰する
剽窃家の手業を逃れて/

公私を亙る註解へ
草葉の口唇に縁る紫水晶の脈拍に於いて
2015/11/10 (Tue) 20:11
象嵌を鏤め、螺旋の草が記帖をした
客死の亡命者達は
今も
壁龕の
懐郷的抒情性を熟睡の中に
廃嫡を擱き
建築塔の一室に
鉛球の緘黙する眼の籾殻を含嗽している筈なのだ

濃霧と錆鉄の港湾地区にも
霧鐘は打たれ
鳴響と悲鳴がビロードの被膜に縁り絶縁を科された

播種する収穫迄の季節を
即ち隔絶された
郊外地に
修道院の門を
葡萄酒醸造槽は喫水線を刻銘し
幾多の指印が約款書に欠落の容貌を翳す

経緯領野が平衡となり
卵殻の抜殻が花籠に受けられて
繊毛の綿毛が紡績繊維の可能態となり
衣服に拠り明瞭となる者達
つまり
幽霊的存在は
影像の分身起源、
秘匿されたサタナスの臍帯であり

存続を肯して
命運趨勢はまるで痴夢の花草の燦爛が齎した
世界像の絶無を
無彩色の銅版、
空気明暗法に抽象置換を及ぼし
骨肉と脈動を臓腑の様に内在化せしめ

人間の樹、
群像の樹林とでも呼ぶべき
蝋紙製の墓碑群は
厚紙の青に一滴の水銀を硬直せしめた
燃焼剤が完膚を
焼却罐の頤の錯体へ鏡像過程の拘泥を及ぼす様に
歌劇は立ち尽した
交響的調和は現代的否認の確証を唾した
室内楽には
巨躯の鱗茎が幾多垂線に拠り断裂を告白し

希臘の柱頭彫刻に
修飾は
有蓋檻車の
胸像は倒れつつ涙液を結露する菫に滴らせた

近代美術展は何処かへ閑却され
現代的愉悦は
着眼の偶然的洞察力にしか個物的な秘鑰を齎さない

まるで既製の叛逆美のごとく
薔薇の怠惰と鬱屈への冒涜的なる鋳物の屍骸
2015/11/05 (Thu) 21:53
星月夜がはるか懐かしい星霜の鼓動を渦巻かせていた
窓の額縁の外は
腐敗も黴蝕も及ばない
真空劇場の死、
知り得ない物象は
沈黙に空間はその皆無をも知るのだろう

年齢期は天文館の埋葬室に
響き亙った
静観としての不可聴領域に基く
絶対音楽の空語

ラヴェル史の潤沢な
脳髄裡の交響曲
白樺の譜を遂行する事さえ叶わず
宿痾の晩年が
淋しく
宝石秘蹟を
無花果の梢より収穫し刎ねていたのか

自愛の渇水は
死の慈善であり
肉慾の様な鱗茎は窓縁に確かに
欹つ耳朶の渦巻
それは美しい喃語の様に紡錘の空を縁取っていた

空気圏が裂開し
五指は錆釘の幾多を実験映像に降頻らせる
磔の夥しい鬱積
昏い歴史を
検閲機関を顧みる時刻
アウシュビッツの火事、
或は
網膜より斯く迄も乖離する現実

薬莢は
遂に撃ち放たれた
余剰な精神像を骨肉の建築へ敷衍しながら 

未来像、群像、糊漬の挿絵の人物画の様な、あなたがた、そして

天球儀の一部屋
地球儀の部屋部屋
何れもが世界の終端であり、
そこに何か永遠の様な花殻の褪褐色が開き切っていた

薔薇はあなたでしょうか
薔薇は欺瞞の比喩でしょうか
薔薇という
名前の少年は薔薇の姿見に翳された暗室の写真紙でしょうか

侭在る事として破綻した
興趣の向かう場所は審美眼への過酷な否認であり
ガレー船の葡萄色の眼球はつまり
極致と極微を
被写体の静物に於いて気紛れな
不調和
或は留まる時を知らなき
釣鐘草の錫の花々に断章を仮託していた

重量は鋼線の様に軽く
橋梁は石塊の様に麗しい橋脚を穹窿の空洞に撓わせていた

脈絡は到る所に迷宮建築家の蝸牛殻を結像せしめ
足の裏には合歓の四季からなる気候が
鹹い霜を振り廻していた
その時
厳冬紀に因る菫花の孤絶は潤滑な垂線を逸しながら
地球序説の外接円からなる幾何を望むのか

鷹枕可

Author:鷹枕可
何方も避けて通られるかも知れませんが
一応、リンクフリーでございます。

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